小布施の邸宅2

設計：石塚琢也建築設計室

外観。サイディング下地に吹付仕上げ。雨風にもつよい吹き付け材を採用した。

リビング。あえてソファを置かず、クッションをお選びに。

キッチン。クッカーとシンクが分離されたセパレートアイランド型。ご夫婦2人で楽々調理作業ができる。

キッチン奥の食器棚兼食品庫。充実の収納量。

2階にある洗面脱衣室。室内物干しもゆったりでき、外のバルコニーともつながっているので外干しも取り込みも楽にできる。

1階のトイレ横手洗い。造作。

リビングから伸びる階段。あえて階段収納にせずオープンにして窓をとって明るく。階段下のオープンスペースは机を置くもよし、観葉植物を置くもよし、居間の+α空間に。

• 特徴

  施主夫妻の共通の楽しみが「料理とお酒」。
  家でおいしい料理をつくって、お酒を楽しめる---これをぜひとも実現させよう、ということで、「クッカーコンロとシンク流しが別々の、セパレートアイランド型」キッチンを採用しました。
  調理グッズを集めるのも趣味という奥さまのお話をきいて、思い切ったオープンタイプに。
  サイドに「食器棚兼食品庫」を充実させるプランとなりました。

   

  このお宅には、実は、もうひとつコンセプトがありました。
  それは、隣に建っている「ご実家との、上手な一体感」、です。
  いわば「ひとつの大きな敷地の中に、2つの家が建っている」イメージ。
  2邸が適度に仕切られつつ、2邸の間は大きなウッドデッキでつながれています。
  仕切りつつもつながる---この絶妙な距離感は、ご実家隣に建てる家、のお手本のようでもあります。

• 施工データ

  所在地

  小布施町

  延床面積

  106.81m²（32.31坪）

  敷地面積

  180.6m²（54.63坪）

  外壁

  サイディング張り　アクリルシリコン樹脂

  床材

  メイプル

  内装

  クロス仕上げ

  家族構成

  ご夫婦